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子どもの命を守るため~心肺蘇生法研修を行いました vol.1

皆さん、こんにちは。広報の吉田です。

日々、お子さんの命を預かっている私たちノーベルが、最も重要視している研修のひとつが
万が一に備えた「心肺蘇生法研修」です。

毎年1回、乳幼児を専門としているすまいる舎こども救命講習センターに依頼し、
先週末、今年度の研修を実施しました。


皆さん、幼稚園や保育園、小学校などの施設でどれほどの数の死亡事故が起こっているか、想像がつきますか??

なんと過去5年間で200人にも及ぶお子さんの尊い命が失われてしまったそうです。
そのほとんどが、現場がパニックで慌てふためき、
119番ができていない(もしくは遅い)、心肺蘇生がなされていない、のだそうです。

心肺停止から何もしないまま10分で蘇生の可能性がほぼ100%なくなります。
4分で大脳から壊れ始め、障がいが残り、社会復帰が難しくなります。


「子どもの胸を押すなんて、やったことないし、何だか怖い」
「救急車がすぐ来てくれるだろうから、待とう」
その気持ちはとても分かります。

でも、倒れた子どもの命を助けられるのは、
極論を言えば、お医者さまでもなく、救命救急士でもなく、目の前にいる私たち大人、
ノーベルで言えば、保育スタッフや本部スタッフでしかないのだと思います。

たった4分。されど4分です。
119を呼んで、心臓マッサージをして、脳に血液(酸素)を送り続ける。
それで助かる命はたくさんあります。

きっとこう書いている私も、目の前に立ったらパニックを起こします。
でもパニックを起こしながらも、最低限しなくてはいけないこと、その優先順位、
この研修で教わったことは、ぜひこのブログを読んでいる多くの方々にも活かしていただきたいので、
今回から以下3回に分けて、皆さんにお伝えしていこうと思います。

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vol.1 子どもが倒れた!ぜったいすること5つ

vol.2 AEDっていつ使う?その役割と使用法

vol.3 子どもが誤飲!のどを詰まらせた場合の対処法
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■□■vol.1 子どもが倒れた!ぜったいすること5つ■□■

vol.1では、子どもが「意識なし、呼吸なし→心肺停止」となった場合に
絶対に皆さんにしてほしい5つのポイントをお伝えしたいと思います。


<1つ> あわてずバリア、冷静に。

 まずは、手袋の装着がだいじです。自分の子ども、身内であればナシでOKですが、血液などからの
 感染を防ぐため、ビニル手袋などを付けて下さい。

<2つ> 叩いて、呼んで、意識の確認。

 「●●ちゃん、大丈夫?」と鎖骨あたりを叩いて、呼びます。反応がなければ「意識なし」と判断します。

<3つ> 即あご上げて、呼吸の確認。

 2012-08-19 11.05.42 2012-08-19 11.06.12

意識がないと、気道が舌でふさがれてしまうので、気道確保を行います。
おでこをおさえながら、あごを持ち上げます。このとき口をふさいでしまわぬように、あけるように支えます。
口元にほっぺを近づけ、耳や肌で呼気を感じるか、確認してください。
分からない場合はすべて「呼吸なし」と119番で伝えてください。


<4つ> 助けを呼んで119番。
<5つ> 意識・呼吸なしで心肺停止。すぐに胸押し。


 2012-08-19 11.55.30

意識なし・呼吸なしとなったら、ただちに胸骨圧迫を始めます。
同時に、周囲に助けを求めて、119番通報をしてもらってください。
AEDがありそうなら、それも持ってきてもらうように依頼します。

>1・2歳以上の幼児の場合
・乳頭を結ぶ線上の中央を、両手の指を交互に絡め、手のひらの下の部分だけで押します。

>1歳未満の乳児の場合
・乳頭を結ぶ線上を人差し指と中指ではさみ、中指と薬指のあたりを指2本で垂直に押します。
2012-08-19 11.33.36


体の1/3が沈む程度、1分間に100回以上のスピードで、同じリズムで押し続けます。
押したらしっかり戻し、心臓がポンプのように動き、脳へ血液を送ることを意識してください。
リズムはアンパンマンのマーチがぴったりです。


30回押したら、人工呼吸を2回。これは自信がなければ実施しなくてもOKです。

>1歳未満の乳児の場合
・ハンカチなどを顔にかぶせ、鼻と口両方を口で覆い、息を吹き込みます。
・吹き込みすぎに注意です! フーッツと長くせず、フッ、フッと短く、胸が上がるのが見えたらOKです。

>1歳以上の幼児の場合
・ハンカチなどを顔にかぶせ、鼻はつまみ、口から息を吹き込みます。
・こちらも胸があがればOKです。

救急隊に引き継ぐまで、ひたすら胸骨圧迫を続ける!絶対にあきらめない!これが一番大事です。


明日は「vol.2 AEDっていつ使う?その役割と使用法」ということで、
ずいぶん普及してきてはいるものの、正しく理解していない人もまだまだ多いAEDについて、
お伝えしていきたいと思います。

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